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なぜ「問題解決力」が組織で求められるのか? 現場から変える行動と文化

「メンバーにはもっと主体性を持ってほしい。」
「課題は見えているが、なかなか解決に踏み込めない。」
「同じようなトラブルが繰り返されている。」
このような声を、私たちは日々の現場で耳にします。多くの組織が抱える「問題解決力」への課題。その背景には、単なるスキルの不足だけでなく、「解決に向かう行動の欠如」や「マネジメントによる支援の不足」、そして「問題解決を良しとする文化の未成熟」があると考えています。


問題解決力=知識+行動+支援体制

問題解決と聞くと、「ロジカルシンキング」や「フレームワーク」、「PDCA」といったツールや思考法を思い浮かべる方も多いでしょう。弊社でも「創造的な問題解決に必要な思考回路と実行力を強化する」プログラムがあります。
注目すべきは、実際に現場で変化を生み出すにはそれを「行動に移す力」が不可欠ということです。
例えば、目の前のトラブルに気づき、関係者に声をかけ、対話を通じて原因を特定し、対策を考える。こうした一連の行動には、心理的安全性や、現場での権限、上司の支援が密接に関わってきます。つまり、「行動としての問題解決力」は、個人の知識の習得だけでは組織で成果をあげることが難しいとも言えます。


マネジメントの鍵:解決を支える関わり方

問題解決力を育てるには、マネジャーの関わり方が非常に重要です。部下が課題に気づいたとき、「それは君の仕事ではない!」と一蹴するか、「良い気づきですね、どうしたらいいと思いますか?」と問いかけるかで、次の行動が大きく変わります。
私たちは、現場での行動変革を支援する中で、マネジャーが「問いかける」「任せる」「伴走する」ことの重要性を強く実感しています。これらの関わりは、組織全体に「問題解決を推奨する文化」を広める原動力になります。


解決行動を「文化」にするには?

問題解決力を一時的な研修やプロジェクトで終わらせず、組織に根づかせるには、「行動の定着」が鍵となります。そのためには、
 ・解決行動を日常的に振り返る場
 ・成果だけでなく「プロセス」を評価する制度
 ・チームでの対話・振り返りの習慣化
といった仕組みとしての後押しが欠かせません。​​​​​​​

​​​問題解決力は、個人のスキルにとどまらず、マネジメントの関わり方、組織の文化の中で磨かれていきます。


私たちは、こうした「現場の行動変革」から始まり、「マネジメントの進化」を経て、「文化への定着」までを一貫して支援することで、組織に根づく問題解決力の醸成をサポートしています。

貴社でも「もっと自立した組織にしたい」「現場での解決が生まれる風土をつくりたい」とお考えであれば、ぜひ一度、私たちにご相談ください。

<参考:創造的問題解決力向上コース >

  創造的問題解決力向上コース|株式会社ジェック 「創造的問題解決力向上コース(MK)」は、目の前の問題を解決するだけでなく、目指す姿実現のために、潜在的な問題を浮きぼりにし、創造的な解決策を導くことができます 株式会社ジェック


<参考:顧客創造戦略向上コース >

※お客様の問題解決や、マーケティング・企画担当などの発想力思考力を磨きます。

  顧客創造戦略向上コース|株式会社ジェック 「顧客創造戦略向上コース」は、「お客様のニーズを、自社のシーズ(商品・サービス)で、ユニークに満たす」マーケティング発想・企画力を磨き、ソリューション営業を実現します 株式会社ジェック


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