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お役立ち道経営(2) - 数値の先にあるものを目標にすると業績も伸びる


「だれかの役に立ちたい」という意識を経営に活かせば、企業も社会もより良くなる

ジェックでは、個人も組織もそして社会全体もより良くしていくための「お役立ち道経営」への革新をご提案しています。それは、「一人ひとりの中にある、誰かの役に立ちたいという意識」に焦点を当てることから始まります。

当社が考える「お役立ち道経営」とはどのようなものなのか。それを取り入れることでなぜ市場から選ばれ続けるのか。代表の葛西が語ります。

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目次[非表示]

  1. 1.「需要創造型実践理念経営」との違いは?
  2. 2.「お役立ち道」経営の着地点は?
  3. 3.これで業績は上がるの?



「需要創造型実践理念経営」との違いは?


Q.「お役立ち道経営」と、これまでに打ち出している「需要創造型実践理念経営」との違いはどこにありますか?

A.「需要創造型実践理念経営」は、もともと「CPM経営」という名前でした。「CPM経営」とは、コンサルティング・パートナーシップ・マーケティング経営の略です。「マーケティング経営」といっているように、顧客接点のところに的を絞っています。お互いの理念に共鳴し、お客様と共創のパートナーになり、その先のお客様に選ばれ続けるような価値を提供していく(需要を創造する)。ジェックでは20年来「需要創造型実践理念経営(CPM経営)」を実践し、ご支援もしてきました。

しかし「お役立ち道経営」では顧客接点だけではなく、社員とも共創のパートナーです。株主とも共創のパートナー。さらに社会とも共創のパートナーです。つまり、あらゆるステークホルダーと共に社会をよりよくする価値を創っていくという点が需要創造型実践理念経営との大きな違いであり特長です。




「お役立ち道」経営の着地点は?


Q.「お役立ち道経営」を通して葛西さんが目指している着地点はどこですか?

A.「お役立ちに満ちたより良い社会を創りたい」ということです。一人ひとりが仕事を通じて、あるいは家庭を通じて、何らかの役立つ使命に基づいて生きていく。そうすると自分だけではなくオールウィン(All-Win)を考えますよね。お役立ちのエネルギーが共鳴し合って、新たな価値が生まれてくる。いいものができてくる。それはどんどん進化する。お互いがより良くしていきましょうという意志を持っていれば、それだけで世界が変わります。そういう生き方をする人たちを増やしていきたいと考えています。



これで業績は上がるの?


Q. 社会が良くなるのは素晴らしいことですが、そのような考え方の経営で、企業の業績は伸びていくのでしょうか

A.もちろん伸びていきます。社会をより良くするという目的のために知恵を絞り組織を使ってそれを実現していくことに取り組むと、業績がついてくることは体験として十分わかっています。業績という数値目標そのものを一生懸命追いかける以上に、お客様と統合した「ありたい姿」 、これは、「社会をより良くするどのような価値を提供できるようになりたいのか」と言う目的を意味しますが、この「ありたい姿」実現のためにシナリオを共に創ると、目標を凌駕することができるのです。



(つづく)「お役立ち道経営」記事一覧

※この記事は、外部ライター様による葛西へのインタビュー記事です。


葛西 浩平

葛西 浩平

株式会社ジェック 代表取締役会長

経営変革を実現します

お客様がその先のお客様に選ばれ続けるために、ジェックは「共創型コンサルティング」でご支援します。
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