暮らし方・働き方が、短期間でがらりと変わった現在、この先、どう経営のかじを取ればいいのでしょうか？ この変化をチャンスととらえ、5回に渡り体系的かつ具体的にご紹介します。

ワクワクするビジョンも、日々の一歩につなげなければ、ただの絵に描いた餅となります。ビジョン実現のための強みの活用・リスク回避などを考えながら戦略に落とし込みます。

変革には、「不安」がつきものです。社員と信頼関係を構築しながら、段階に合わせた浸透策とは何か、その過程で社員をどう育成していくのかを事例を交えてご紹介します。

第4次産業革命（Industry4.0）による科学技術の発達は、SDGs、Society5.0のように、誰もがその人らしい暮らしを手に入れることができる社会の実現に拍車をかけつつあります。さらに、世界的なCOVID-19の感染拡大は、その、暮らし方・働き方の変革に大きな影響を与えました。
このような未知の時代においての企業経営のかじ取りを模索し、事業や、お客様との関係性、そして組織の在り方を再定義しようとお考えの経営者も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、未知の時代をチャンスと捉え、これからの経営の提言として、5回シリーズで、『お役立ち道の組織文化づくり』の核となる「これからの経営戦略」に焦点をあてて、実際のコンサルティング時に使用するツール（ノウハウ）を活用しながらご紹介いたします。

第5回は、「組織変革に向けたビジョン浸透と人財育成」について、お届けします。
社員一人ひとりの想いが形になった「ワクワクするお役立ちビジョン」も、実現のための第一歩を踏み出さなければ、やがて忘れ去られてしまいます。ビジョンを戦略に落とし込み、社員が自発的に実現に関わるための浸透策と、育成の方向性について、ご紹介します。