安全文化とは、多くの人が、安全最優先の価値観をもち、安全確保に向けて取り組んでいる状態のことをいいます。安全文化の究極の目標は、事故を未然に防ぐことです。そのために、安全文化を土台として、組織が一丸となって、潜在的リスクを発見し、解決することが重要です。
このセミナーでは、安全文化の醸成の進め方や、安全文化醸成に必要なコミュニケーションのあり方、自社の現状を把握するための「安全文化診断」のご紹介をいたします。（「安全文化診断」は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科によって研究され、電力・科学プラント・医療現場など様々な領域で実践が進んでいます）

＜ Check! ＞
□ メンバー間でのコミュニケーションが取れていないと感じる
□ 不具合が発生した場合、対処療法的にことを収めてしまう
□ 通常と異なる状態で作業を行う場合でも、リスクやその対処法を検討しない
□ ベテランの技能承継がすすんでいない
□ 耐用年数を超えた設備運用が常態化している
□ ヒヤリ・ハットレベルの問題なら、報告されない
□ 未知のリスクがあることを前提とした研究や行動訓練がなされていない
□ 安全に関する教育費用が優先して確保されない
□ 他業界における安全文化構築の取り組みを知らない
□ 管理者がメールや会議等に忙殺されて、現場に行く時間が少ない
□ 業務効率と安全を天秤にかけるような行為を見たことがある
□ 現場からの指摘事項に対して、フィードバックがない