
“売れ筋が違う” 話 - 朝礼うちわ話
コロナ禍をきっかけに、毎週1回、Zoomで開催されることになったライン部門の全体朝礼。
その中で話される、ちょっといい「内輪話」を皆様にもおすそ分けします。第16話。
“売れ筋が違う” 話(スタッフ Aさん)
おはようございます。
私の所属しているチームでは、いろいろ業務を行っています。メイン業務についてはご理解いただいているかと思いますが、朝礼では皆さんから見えにくい業務を通じて見えてくる市場の動向やニーズをご紹介したいと思います。
今回は、eラーニングについてです。
現在、ジェックではeラーニングメニューが全部で8本あります。
ジェック内でも売っていますが、3年前から代理店販売もしています。この代理店様は、大手グループ企業の中の一社でして、主にはそのグループ企業への販売、そして、そのグループ企業のユーザー企業への販売を行ってくださっています。
その代理店販売の3年間の売れ筋ランキングがこちらです(編集注:一覧表の提示は割愛)。
一番売れているのは、「フォロワーシップ講座」ですね。断トツに多いです。続いて、販売数は少し落ちまして、「マネジメント基礎」、そして「コミュニケーション講座」となっています。
一方で、職能系の講座はさほど売れていません。ただし、ここ1年では、「新入社員講座」や「営業スキル基礎講座」が伸びてきています。コロナ禍の影響もあるかもしれません。
ジェックの営業の皆さんが売っている講座は全く傾向が違います。
この1年間の実績ですが、トップが「サービスエンジニア対人講座」、2位が「営業スキル基礎講座」、3位が「商談力向上講座」です。圧倒的に職能系が多いです。
大きく違いがある要因として考えられますのが、ご案内しているお客様が、代理店様は人事部門中心、一方でジェックの営業は、顧客接点部門が多いというのがまず挙げられます。
さらに、代理店様はeラーニング単体での販売をしてくださっており、一方でジェックでは「eラーニング+集合(オンラインもあり)研修」というセットで販売している。これも、現場での実践力向上・成果向上を狙っているため、職能系のテーマが多いのではないかと思います。
代理店様が販売してくださっている今回断トツの「フォロワーシップ講座」ですが、リピートしてくださる企業も多く、教育制度に組み込んでくださっているのだなと推測される企業もあります。「フォロワーシップ」という言葉は大分浸透していると思いますが、実際には、研修やeラーニングは市場的にも充実していない。だからこそ、選ばれ続けていると言えると思います。
ジェックでは、あまりご案内できていない「フォロワーシップ講座」ですが、市場からは必ず受け入れていただけますので、少し固定観念を打破していただいて、今のご提案活動にプラスしてご案内いただけると良いのではないでしょうか。
このように、他の商流からの売れ筋を比較してみると、別のアプローチの仕方も見えてくるのだなと思います。
( 朝礼うちわ話 第16話 )
※ブログの公開日と朝礼日は同じではありません。また、ご紹介する話も順不同です。
ジェック ライン部門 全体朝礼の目的
ラインメンバーのコミュケーションを促進する。
- 業績や社内施策の進捗を共有する
- 成果を出している人にスポットライトを当てる
- 市場情報やお役立ち情報を共有する
- 互いの取り組みを激励する・称える