
“情報がのちのち活きる” 話 - 朝礼うちわ話
コロナ禍をきっかけに、毎週1回、Zoomで開催されることになったライン部門の全体朝礼。
その中で話される、ちょっといい「内輪話」を皆様にもおすそ分けします。第13話。
“情報がのちのち活きる” 話(営業 Yさん)
おはようございます。
以前一度お取引をいただいたあと、なかなか次のご支援の機会をいただくことができていないお客様がいらっしゃいます。私が新人営業のころにご縁があり思い入れのあるお客様でして、途中営業の担当が変わり、その後また私が担当になってから、引き続きいろいろとお話をしたり情報提供をしたりしています。
お客様のお話によると、研修を実施したい気持ちはおありなのですが、なかなか予算が取れないそうなんですね。なので、1年ほど前に、社内の掲示板で助成金についての情報が掲載されていたので、お客様にも助成金の活用をお勧めしたことがありました。ただ、その時は手続きが煩雑で忙しくて対応できないなどの理由で流されてしまいまして、その後も情報提供を続けていましたが、ほとんどご反応もいただけず、正直なところしばらくはご支援の機会はいただけないのではないかと半ばあきらめかけていました。
それが先日お客様の方からご連絡をいただきまして、「以前もらった助成金の情報ってまだある?」とのことでした。「情報ありますよ」と。
そして、なぜご連絡をいただいたかをお聞きしますと、コロナ禍で消費者の生活様式が変わってきたため、まったく商品が出ていかない、これまでのやり方だとうまくいかないということだったんです。事業の方向を再考するというのはもちろんなのですが時間がかかります。その時に、その前に打つ手はなんだということで、「人」にスポットライトが当たったそうです。時代の変化に対して、決められたことを決められたとおりにやっていく人から、自分で判断して自分で仕事を生み出していく人へ、このように人を育てていきたい、ということでした。しかし予算があまり無い、ということで1年前の私からの助成金の情報を思い出してくださったそうです。
すぐに、その時に掲示板に情報を掲載してくださったスタッフのEさんに相談して、最新の資料を整えてお送りしたところ、これを活用して人材教育を再開させるとのお返事をいただきました。
営業の皆さん、お客様に継続的にアプローチやフォローをされていると思うんですけど、なかなか反応がないと、お客様に響いていないのではないかと落胆したり、いけないことですけれどもフォローをあきらめたりしてしまうと思うんですね。ですがこちらが考えている以上にお客様はきちんと情報や提案を受け止めてくださっていて、こちらから働きかけをあきらめない限りは、新たなお取り組みが生まれてくるのだなと今回あらためて感じました。
お客様とのお取り組みが始まるのを楽しみにしています。
( 朝礼うちわ話 第13話 )
※ブログの公開日と朝礼日は同じではありません。また、ご紹介する話も順不同です。
ジェック ライン部門 全体朝礼の目的
ラインメンバーのコミュケーションを促進する。
- 業績や社内施策の進捗を共有する
- 成果を出している人にスポットライトを当てる
- 市場情報やお役立ち情報を共有する
- 互いの取り組みを激励する・称える