
“みんなで考える” の話 - 朝礼うちわ話
コロナ禍をきっかけに、毎週1回、Zoomで開催されることになったライン部門の全体朝礼。
その中で話される、ちょっといい「内輪話」を、皆様にもおすそ分けします。第5話です。
“みんなで考える”の話(コンサルタント Dさん)
おはようございます。
今日は、朝から頭の体操を。こちらの画像をご覧ください。
※実際の画像はお見せできないため、実物とは全く異なるイメージです
これ、何かの広告なんですが、何の広告で、どのようなメッセージが込められているでしょうか。
ちょっと考えてみてください。みなさん、いかがでしょうか。
Hさん、いかがですか?
H「SDGsのサイクルかなと思います。」
なるほど、最近話題のSDGsですね。ありがとうございます。
他の意見はいかがでしょうか。Sさんどうですか?
S「なんか、ドアノブとか、手を触る…。そこからはわからないですね。」
ああ、確かに見えますね。ありがとうございます。
本来なら、ブレイクアウトセッション(Zoomで行うグループ会議)して、何人かで考えていただきたいところなんですが、時間に限りがありますので。
答えは、「ハンドソープ」です(解説は割愛します…)。
今、皆さん一人ひとりで考えて答えていただきました。
私の体感値なんですが、一人で答えを出すよりも、複数で考えて答えを出したほうが、正答率が上がるんですね。研修(コース)でもやってるんですけど、一人で黙々と考えるよりも、間違いなく正答率が上がります。
これは、クイズだけでなく、ビジネス上の問題解決やアイデア出しでも同じだと思っています。
コロナ禍で、人と人とのコミュニケーションが取れずにいます。Zoomを活用したミーティングは行われていますが、なかなか時間をかけてあれこれ話し合うことが少なくなってきたと思います。
コミュニケーションに効率を求めるのも必要ですが、時には、対面でも、Zoomでも、ワイワイとあっちこっちに話を拡げたり、雑談と思われる時間を取ったりすることで、ちょっとしたアイデアとか違う見方・考え方などが得られることがあるのではないかと思います。
先週、営業のSさんと、あるお客様に訪問し、コンサルティングを行いました。
何をやったかというと、役員の方と我々とで、今回のご支援の対象者一人ひとり、どういう強みがあって、何を強化したらよいのかを、6人で話し合ったんですね。3時間かけて。
その方たちが、より活躍できる課題設定というのは、答えがあるようで無いですよね。
そんな中で、6人でアイデアを出し合うことで、手応えを感じる答えに近づけたように感じました。
社内でも、アイデア、知恵、発想というものを、一人ではなく、多くの人たちと出し合って、答えを導いたり、価値を創ったりしていければなと思っています。
( 朝礼うちわ話 第5話 )
※ブログの公開日と朝礼日は同じではありません。また、ご紹介する話も順不同です。
ジェック ライン部門 全体朝礼の目的
ラインメンバーのコミュケーションを促進する。
- 業績や社内施策の進捗を共有する
- 成果を出している人にスポットライトを当てる
- 市場情報やお役立ち情報を共有する
- 互いの取り組みを激励する・称える