
答えは質問(問い)に依存する
仕事で各種アプリのサポートセンターを利用することが多い。
利用の仕方としては、問い合わせフォームに入力し、その後メールで欲しい解決策を得ることが大部分を占める。
その過程で、解決策に行きつくのに時間がかかることが悩みだった。ひどい場合には、質問(問い)の意図を理解してもらえない時もある。
サポートセンターを利用するときの悩み
総じて、こちらの言いたい事が的確に伝わらず、角度の違う回答がきて、それを修正しながら本来欲しい回答を得るのに時間がかかってしまう。それが常だった。
そんなある日、マーケティングのコンサルタントから「質問の仕方が鍵。こちらの欲しい回答を引き出すにはコツがある。」という指導を受けた。
つまり、答えをくれる側ではなく、質問(問い)をする側が変わらなくてはいけないということだ。
そうか、自分をコントロールさえすれば解決するのか。
そう思うと、俄然ヤル気がでた。
ヤル気を実行に移してみた
相手に伝わるには?相手の持つ知識やスキルを引き出すにはどのような聞き方をすれば?それらとこちらの問題解決にどのようにつなげるか?
ということを考えてから質問をするようになった。
するとかなりの確率で良い答えを引き出せるようになった。
振り返ると営業の場面でも同じだった。
お客様に対して「最近どうですか?」と質問するのだが、質問が大まかすぎて、相手は何を答えてよいのかわからない。
そして会話がなんとなくぼんやりした世間話で終わってしまう。その結果、商談のテーブルにすらつけない。下手な問いかけで自分の首を絞めているパターンだ。
「最近どうですか?」を分解する。
いつの話か、相手は誰か、何を聞きたいのか、相手の興味のある話は?
つまり、相手が答えやすい(答えたくなる)、相手が与えやすい情報が得られる問い方が重要なのだなと思った。