
「巻き込み力」と「巻き込まれ力」
人はいつでも合理的で、割り切れる行動や考え方を好んだり、支持するとはかぎらない。だから、時として働く非合理的な心の動きにあわせ、的確な人心掌握が必要になる。人はいつでも合理的で、割り切れる行動や考え方を好んだり、支持するとはかぎらない。だから、時として働く非合理的な心の動きにあわせ、的確な人心掌握が必要になる。
スーパー人材の「巻き込み力」
人はいつでも合理的で、割り切れる行動や考え方を好んだり、支持するとはかぎらない。だから、時として働く非合理的な心の動きにあわせ、的確な人心掌握が必要になる。人はいつでも合理的で、割り切れる行動や考え方を好んだり、支持するとはかぎらない。だから、時として働く非合理的な心の動きにあわせ、的確な人心掌握が必要になる。
そのためには、どのような知識や情報や行動が重要で、それをどう役立つのかがわかる先見性を持ちながら選択と処理能力ができる能力が必要だ。
そのような能力に長けた人は、組織の中で「巻き込み力」を発揮して周囲を巻き込み、盛り上げ、多少失敗しながらも予測以上の成果を上げられる確率が高い。
しかし、現実組織にはそのようなスーパーな人材ばかりではない。むしろ稀有な存在だ。
注目したい「巻き込まれ力」
割合はわからないが、「引っ込み思案の遠慮の塊と化した社員、他者からの依頼事に全身全霊でお応えする社員、与えられた仕事を粛々とこなす社員」というように、基本的に受け身で自分が何をどのようにして組織や社会に貢献したいのかが共通して見えない(見せない)社員のほうが圧倒的に多い。
しかし、日常業務はもとより、いざという時の彼ら(彼女ら)の「巻き込まれ力」は半端ではない。
だから、ここで注目すべきは、「巻き込まれ力」だ。
それをつぶさに客観視すると、その大きな効果が可視化できる。
「巻き込まれ力」の効果はこうだ。
素直に言われたとおりにやってみる→やればできた(できる)→自分の意外な一面が発見できた→それを転用して違うことにもチャレンジしてみよう。→個人や組織の変革へ
ネガティブな第一印象だったワード「巻き込まれ力」が、何故だかポジティブに輝いて見える。
何よりも一番良いのは、実際の行動という経験値が本人の血となり肉になるということだ。
そうやって成果を積み重ね、個人や組織を変革していく。そこに、「あの時こうだったよね。○○さん意外にがんばったよね。あれがきっかけで組織の基準が変わったよね。」というストーリーがくっついて語り継がれていくのだろう。
「巻き込み力」の強いパワーと「巻き込まれ力」の柔らかなパワーで組織を変える。
今、目の前の現実の理にかなっていませんか?
(たま)