
“改良か 開発か” の話 - 朝礼うちわ話
コロナ禍をきっかけに、毎週1回、Zoomで開催されることになったライン部門の全体朝礼。
その中で話される、ちょっといい「内輪話」を皆様にもおすそ分けします。第18話。
“改良か 開発か” の話(営業 Hさん)
おはようございます。
長年使っている、ある商品(高額商品)を買い換えることにしました。
久しぶりにいろいろなメーカーの商品を調べたり、お店に行って実際に触ってみたりしました。高性能になったにも関わらずコストは下がっていたり、びっくりするような最新のテクノロジーが搭載されていたり、時代は変わったなぁとつくづく実感しております。
ところが、実のところ「これが欲しい!」思える商品が無い。デザインも各社とも似たり寄ったり…。それなら今のままでもいいかぁと。
たまたま、この商品を作っているあるメーカーの工場長の方と懇意にしておりまして、「最近、“いい商品”はいっぱいあるけど、“欲しくなる商品”が無いですね」と話をしたところ、「いや、そうなんですよ。私も長くこの仕事をやってますが、バージョンが上がって性能は向上しても、より魅力的になったケースってあまり無いですよ。だいたい最初のものが一番魅力的です。色んな意見を聞いて改良していくとだんだん魅力がなくなっていくことの方が多いんです」と、「メーカーの工場長がそんなこと言っていいの?」と一緒に笑いましたが、確かにそうだなとも思いました。
私もこれから新しい商品を作っていこうと考えているんですが、従来コースのリニューアルを労力かけてやっても、結局原典版の方が魅力的ということになりかねませんので、世の中に無い新しいサービスを創るというつもりでやっていかないと、魅力のある商品を世に出せないと思った次第です。
頑張ってまいります。
( 朝礼うちわ話 第18話 )
※ブログの公開日と朝礼日は同じではありません。また、ご紹介する話も順不同です。
ジェック ライン部門 全体朝礼の目的
ラインメンバーのコミュケーションを促進する。
- 業績や社内施策の進捗を共有する
- 成果を出している人にスポットライトを当てる
- 市場情報やお役立ち情報を共有する
- 互いの取り組みを激励する・称える