
2011年3月11日に発生した「東日本大震災」は、経済だけでなく、日本人のさまざまな価値観にも大きな影響を与えました。
省エネルギーと自然エネルギーへの意識の高まり、人と人との絆の大切さへの気づき、安心・安全に対する価値観の変化など、「消費」を美徳としたモノ中心の20世紀型価値観から、「ヒト」を中心とした21世紀型の新たな価値観へ変化しようとしています。
このような変革の時代では、社会の公器としての「企業」の役割も変わらざるを得ません。
つまり、単にモノやサービスを提供するだけの役割ではなく、提供したモノやサービスが社会や市場の中でどのように使われ、使った方々の心の充足にどのように役立ったのかを真剣に考えて責任を持つ役割へと変化しています。
弊社では10年以上も前から、「CPM経営」という概念で、上記の「新しい時代の企業の役割」の実践を提唱してまいりました。
しかし、戦略方向が変化してもその組織の文化が変わらなければ、戦略は思ったほど実践されず成果は生み出されません。
そこで2011年度の『行動人』の年間テーマを、「お役立ち道の組織文化を築く」として、「新しい時代の企業の役割」を受け入れ、実践化する組織文化を模索するとともに、さまざまな事例を紹介していく予定です。
『行動人』ならではの切り口で紹介する、情報と学習内容をどうぞご期待ください。

『行動人』は1972年の創刊以来、39年にわたってビジネスパーソンを中心に読まれてきました。
その間広告掲載をせず、かつ一般の書店では販売しないスタイルで一貫してきました。
ジェックのご支援企業の実績は約2万社あり、延べ240万人を超えるご受講者のほとんどに『行動人』を提供し、ご意見をいただいてきたことを考えますと、『行動人』の歴史とは、大変多くの方々に支えられてきた歴史でもあります。
この場を借りて、ご縁のありました皆様に御礼を申し上げます。
さて、『行動人』は2010年より、月刊誌から季刊誌へとリニューアルいたしました。発刊の大きな目的(ジェック理念の実践・普及)は変わっていませんが、「ご受講者へのフォローを通じて、現場成果を促進する季刊誌」へとコンセプトチェンジを行いました。
手前味噌ではありますが、今後は上記コンセプト実現のために、以下の点を特長として、磨いていきたいと考えております。
| 1) | ビジネスのヒントにできる、ジェックならではの“ビジネス現場における問題解決事例”が豊富な誌面 |
| 2) | 行動科学をはじめとする学問と、ビジネスの現場実務をつなぐ独自の「はしご理論」の提供で、読者の成果創出を支援する誌面 |
| 3) | 上記の1と2を通じて、人と企業の可能性を最大限に開花させるお手伝いができる誌面 |
巷間に優れたビジネス雑誌は数多くありますが、私たちは上記を基軸として、
“『行動人』でなければ入手することができない価値ある情報”を毎号提供する、オンリーワンの誌面づくりを目指します。
今後とも、『行動人』を皆様の良きビジネス・パートナーに選んでいただければ幸いです。
行動人 編集長
渡辺晶三




























